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簡単なことからはじめよう|介護施設ホームページのログイン管理で守る情報セキュリティ

2025/10/31

介護施設のホームページでは、入居者やご家族の個人情報、スタッフ情報など、大切なデータが扱われます。「セキュリティって難しそう…」と思う方も多いかもしれません。しかし実は、誰でもすぐにできる基本的な管理方法だけでも、情報漏えいのリスクを大きく減らすことができます。今回は、ワードプレスなどのCMSを使う際にすぐ実践できるログイン管理のポイントをご紹介します。

1.パスワードをPCに保存しない

便利だからといってブラウザやPCにログイン情報を保存してしまうのは危険です。端末が盗まれたりウイルスに感染した場合、簡単に不正ログインされてしまいます。普段はパスワード管理ツールを使うか、毎回入力する習慣をつけることをおすすめします。

2.わかりやすいパスワードは使わない

「施設名123」や「誕生日」のように推測されやすいパスワードは不正アクセスのリスクが高くなります。安全なパスワードは、大文字や小文字、数字、記号を組み合わせて12文字以上にするのが理想です。複雑なパスワードでも管理ツールを使えば簡単に覚えられ、管理も安心です。

3.ログインしっぱなしにしない

管理画面を長時間開いたままにしておくことも危険です。利用後は必ずログアウトし、可能であれば自動ログアウト機能を設定しましょう。これだけで、不正にアクセスされるリスクを大幅に減らすことができます。

4.不正ログインの怖さ

CMSに第三者から不正アクセスされ、ホームページのトップページに不正なリンクが埋め込まれ、訪問者が外部の詐欺サイトに誘導されるケースもあります。こうした被害は第三者によるものですが、結果として『セキュリティ対策が十分でない施設』という印象を与え、利用者や家族からの信頼を失う原因となります。

まとめ

CMSのログイン情報管理は、ちょっとした工夫で大きなリスクを防げます。パスワードをPCに保存しないこと、推測されやすいパスワードを避けること、ログインしっぱなしにしないことなど、基本ルールを守るだけでも、施設ホームページと利用者情報を守る大きな力になります。まずは今日から、できることからはじめてみましょう。