介護施設が選ばれるためのホームページ活用術|集客と信頼を高めるためのポイント
2025/04/25

高齢化が加速するなか、介護施設やデイサービス、老人ホームのホームページは、単なる名刺代わりではなく「選ばれる施設」になるための重要な営業ツールとなっています。
本コラムでは、ホームページを活用することで信頼性を高め、利用希望者やご家族からの問い合わせにつなげるポイントを解説します。
1.なぜ今「ホームページ活用」が重要なのか?
介護サービスを探しているご家族や高齢者本人は、まずインターネットで施設情報を調べます。
口コミよりも公式ホームページでの印象や情報量が、選定の決め手になることも多くなってきました。
とくに、次のような情報を求めています。
施設の雰囲気がわかる写真や文章
利用できるサービスの種類と料金
スタッフの人柄や資格
空き状況や見学案内
2.トップページは“第一印象”で勝負
人はサイトを開いて3秒以内に離脱するかどうか判断します。
トップページでは以下のような工夫をしましょう
キャッチコピーに施設の特徴を入れる
例:「地域密着・リハビリ特化型デイサービス」施設写真で日常の様子を伝える
「お問い合わせ・見学予約ボタン」をファーストビューに設置
3.施設紹介・スタッフ紹介で「安心感」を伝える
ご家族は、「どんな人が介護してくれるのか」に不安を抱いています。
キャッチコピーに施設の特徴を入れる
例:「地域密着・リハビリ特化型デイサービス」施設紹介では実際の利用風景や食事、設備の写真を掲載
スタッフ紹介では名前・資格・コメントを添えると安心感アップ
例:「利用者様の笑顔を大切に、毎日楽しくサポートしています」
※スタッフの名前・写真を掲載する場合は、必ず事前に本人の了承を得て、退職した場合は迅速に削除するなどの対応を行い、スタッフとのトラブルにならないような注意が必要です。
4.サービス案内はわかりやすく・検索にも強く
サービス内容はできるだけ表や箇条書きで整理し、難しい介護保険の説明も簡潔に。
また、検索エンジン対策として
「地名+サービス名」の組み合わせを意識した文を書く
例:「横浜市港南区のデイサービスなら◯◯」よくある質問(FAQ)をまとめるとSEOにも効果的です
5.活動報告・お知らせで「見える運営」
ホームページが何年も更新されていないと不信感を与えることも。
季節のイベントや行事報告(七夕、敬老会など)
感染症対策の取り組み
今月の空き状況や見学可能日
更新頻度は月1回でも十分効果があります。
6.スマホ対応・問い合わせ導線も忘れずに
介護施設のホームページは、スマートフォンでの閲覧が約60%以上とも言われています。
スマホでも読みやすい文字サイズ、押しやすいボタン
問い合わせフォームは入力しやすい設計に
資料請求フォームや電話ボタンも配置
まとめ:ホームページは「介護施設の窓口」
選ばれる介護施設は、ホームページを「見せる」だけでなく、「伝える・つなげる・信頼される」場に育てています。
2025年の今こそ、ホームページを見直し、「あなたの施設をもっと知ってもらう・安心して選んでもらう」仕組みを整えてみてはいかがでしょうか?