写真の差で入居相談が変わる時代|“生活のリアリティ”を伝える撮影設計とHP活用術
2026/02/20
「施設としての機能や設備は整っているのに、見学や資料請求へつながりにくい」
そのような場面では、写真の印象が影響して離脱が生じている可能性も考えられます。
介護施設のホームページに掲載される写真は、これまで「建物」「設備」「食堂」「病室」など、いわゆる“静止した施設紹介”が中心となることが一般的でした。
一方で、入居を検討する家族や利用者側の情報収集方法には大きな変化が生まれています。
特に、コロナ禍を経て気軽に施設を訪問しにくい状況が続いたことから、見学前にホームページで生活の様子や雰囲気をできるだけ把握しようとする傾向が高まっています。
これまでの設備中心の写真だけでは伝わりにくかった「日々の暮らし」「ご利用者同士や職員との関わり」が視覚化されることで、家族が施設での生活をイメージしやすくなり、結果として見学や相談につながる場面もあるようです。
設備写真“だけ”では選ばれにくい
設備や建物写真は必須ですが、それは評価の第一段階にすぎません。
特に近年の入居相談者は、「どんな生活が送れるのか」という視点を強く持っています。
食事の様子
レクリエーション
季節行事
面会の空気感
看取りケアの姿勢
これらの日常に触れられる写真が、「ここなら安心して任せられる」という判断材料につながります。
撮影のポイント:映るのは「設備」ではなく「暮らし」
主役は“建物”ではなく“人”
利用者の動線
職員の支援距離
生活リズムがわかるカット
作り込みすぎない
ポーズ撮影は「宣伝感」が出る
生活リズムの自然描写が信頼を生む
季節ごとに1回撮影
花・外気・光・衣替え→ 生活を四季で伝える
食事は「盛り付け」ではなく「食卓の時間」
テーブル間距離
配膳の工夫
支援の手元
看取り・重度ケアは“表情”ではなく“姿勢”
寄り添い
手の位置
声掛けの空気感
写真は“採用”にも効果が期待できる
生活写真は入居だけでなく採用にも繋がります。
職員の表情
ケアの空気感
チームの落ち着き
応募者は「人間関係が見える施設で働きたい」と考えます。
写真は、求人票よりも施設の様子をより具体的に伝えることができます。