“選ばれる施設”は違う!競合と差がつくブランディング型ホームページとは?
2025/09/10

似たような施設ばかり?ホームページで「雰囲気」と「安心感」を伝える工夫とは
- 「介護施設を探しているけれど、違いがよく分からない」
- 「なんとなく無機質で、どこも似たような印象を受ける」
これは、介護施設を探すご家族からよく聞かれる声です。立地や料金、サービス内容が似ている今、利用者やその家族が施設を選ぶ基準は“施設の雰囲気”や“安心感”に変わってきています。
そして、その第一印象を左右するのが、ホームページです。
単なる情報を並べただけのHPでは、想いや魅力は伝わりません。今こそ、「ブランディング型ホームページ」の重要性を知っておく必要があります。
ブランディング型ホームページとは?
ブランディングとは、「この施設なら安心できそう」「ここで過ごしたい」と、利用者や家族に信頼・共感を抱いてもらうための工夫です。
つまり、“らしさ”や“想い”を可視化する”設計のことです。
情報だけでなく「感情に届くホームページ」を意識することで、他の施設との差別化につながります。
なぜ、介護施設にブランディングが必要なのか?
少子高齢化が進み、多くの地域で介護施設が増えてきました。その一方で、施設の選択肢が増えた分、比較検討される機会も増えています。
利用者のご家族、とくに判断を任されることの多い40~60代の子世代は、まずインターネットで情報収集をします。
その際に、以下のような印象を与えると、「なんとなく不安…」という理由で候補から外されてしまいます。
古いホームページ
写真が少ない
スタッフの顔が見えない
料金説明が不透明
成功するブランディングのポイントとは?
1. スタッフ紹介に“人柄”を伝える工夫を
名前と顔写真だけでなく、介護への想いや得意分野、趣味なども伝えることで、温かみのある印象になります。
採用ページにも効果的です。
※スタッフが離職する場合は速やかに情報を削除するなど、トラブルにならないような注意が必要です。
2. 利用者・ご家族の声をリアルに掲載
実際の体験談は、まだ利用していない人にとって最大の安心材料になります。
文章だけでなく、動画やインタビュー形式も有効です。
3. スタッフ自身で撮る、自然体な写真こそ“信頼感”につながる
最近ではスマートフォンのカメラ性能が大幅に向上しており、誰でも手軽に高品質な写真を撮影できる時代になりました。
そのため、プロのカメラマンに依頼するのも一つの選択肢ですが、スタッフ自身が日常の一コマを撮影する方法も非常におすすめです。
たとえば、食事の様子や季節のイベント、談笑するひとときなど、その場にいるからこそ捉えられる“空気感”があります。また、いつもいるスタッフが撮影することで、利用者の方やスタッフが緊張しにくくなり。いつもの自然体な施設の雰囲気を撮影することが可能になります
こうした自然体の写真は、言葉以上に「安心感」や「親しみやすさ」を伝えてくれます。
スタッフが撮影することのメリット
時間の制約がないため、自然なシーンを逃さず撮影できる
普段から利用者と接しているスタッフが撮影することで、リラックスした表情や本来の雰囲気が写る
外注コストがかからないため、負担が少ない
※利用者の方がいらっしゃる風景を撮影する場合は、利用者の方やご家族にHPへの掲載について事前にご了承をいただいたり、利用者の方の顔が写らないように撮影したりするなど、トラブルにならないような配慮が必要です。
4. 理念・ビジョンを言語化する
「どんな考えで運営しているか」「どんな暮らしを提供したいのか」この“価値観”こそが、他施設との大きな違いとなります。
施設の歴史や創業者の想いも含めて、しっかりと伝えましょう。
まとめ:価格や立地ではなく、“想い”で選ばれる時代へ
情報を伝えるだけのホームページから、“選ばれる”ためのホームページへ。
ブランディング型ホームページは、利用者・ご家族・スタッフ、すべての人に「この施設に出会えてよかった」と思ってもらえるツールです。
まずは、施設の魅力や想いをどのように表現するか、一度考えてみませんか?