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入居率を左右する「空室情報」ページの最適解とは?今すぐ見直したいHPの導線設計

2025/09/01

介護施設のホームページでよく見落とされがちなのが「空室情報」の掲載です。空室の有無は入居検討者にとって最も気になるポイントのひとつ。情報が更新されていなかったり、分かりにくい表示になっていると、せっかくの問い合わせ機会を逃してしまいます。この記事では、空室情報ページの役割と、問い合わせ率を高めるための効果的な設計方法を解説します。

なぜ「空室情報」の設計が入居率に影響するのか?

ユーザーの心理を理解する

入居希望者や家族はまず「空きがあるかどうか」を最優先で調べます。空室情報が曖昧だと「問い合わせるのが面倒」「信用できない」と感じ離脱する可能性が高くなります。

情報が古い・更新されていないと逆効果

「満室」と記載されていても、実際には空きがある場合もあり、その逆もあります。また、空室情報の更新が止まっていると利用者に「放置されている」という印象を与え、信頼を損なう可能性があるため注意が必要です。

空室がない場合にできること

キャンセル待ちの案内

空きが出たときにすぐに連絡できる仕組みを設けることで、問い合わせを逃しにくくなります。
お問い合わせフォームがすでにあれば、お問い合わせ項目に「キャンセル待ちについて」を追加しましょう。空室情報のページに「キャンセル待ちについて」の案内文とともに、お問い合わせフォームへのリンクを設置すればスムーズに問い合わせを行っていただくことができます。

見学予約や相談窓口の案内

見学希望者や検討中の方のために別のアクションを促す導線を用意し、離脱を防ぎます。

「次に空きが見込まれる時期」の目安表示

不透明な状態を減らすことで、検討者に安心感を与えます。また、目安がわかることで、「それだったらまずは問い合わせしてみよう」「また少し期間をおいてチェックしよう」という前向きなアクションに繋げることが期待できます。

更新をラクにする工夫をしよう

CMSを使った簡単更新

WordPressや専用管理画面で誰でも更新できる仕組みづくりをすることで、特定の人に負担がかからず、また誰でも更新ができることで更新が必要になった時に即座に情報を変更することができます。

更新頻度を決めるルール作り

週1回の定期チェックなど、古い情報にならないよう、ルールづくりを行いましょう。

まとめ

お問い合わせフォームや見学予約フォームを設置しているから安心、と思いがちですが、入居希望者やご家族はまず「空室があるかどうか」を確認してから問い合わせを行います。せっかく問い合わせをしても満室だったらがっかりする、手間や面倒を避けたいので、そもそも問い合わせをしないという方が多いためです。せっかくホームページを持っているなら、最新の空室情報を分かりやすく掲載し、問い合わせにつながる工夫をしましょう。そうすることで、利用者の満足度も向上し、効率的な集客が期待できます。