介護施設でもSEO対策は必須?検索されるキーワードとその対策
2025/08/20

「ホームページはあるけど、検索してもなかなか出てこない…」「周辺地域で検索しても他施設ばかり表示される…」そんなお悩みはありませんか?
介護施設においても、検索エンジン対策(SEO:Search Engine Optimization)は非常に重要です。施設選びをインターネットから始める人が増えている今、“検索で見つけてもらえる”ことが集客の第一歩になります。
本記事では、介護施設が押さえておくべきSEOの基本と、すぐに実践できる対策をわかりやすくご紹介します。
介護施設を探す人は、どうやって検索している?
検索行動の傾向
ご家族が施設を探すときは、まずGoogleなどの検索エンジンを使って情報収集をします。その際によく使われるのが、「地域名+施設種別」や「条件を加えたキーワード」です。
よく検索されるキーワード例
「○○市 老人ホーム 空き」
「特養 ○○区 費用」
「グループホーム 認知症対応 ○○市」
「有料老人ホーム 比較 ○○県」
「介護施設 見学 受付中」
地域名+業種名の組み合わせが多く見られます。
施設ホームページに必要なSEOの基本要素
ページタイトルと見出しにキーワードを入れる
ホームページのタイトルタグ(title)や見出し(h1〜h3タグ)に、先ほどのような地域名+業種を自然に入れましょう。
施設の情報は“テキスト”でしっかり記載
写真や画像だけでは検索エンジンに内容が伝わりません。
「住所・電話番号・サービス内容・対象者・対応可能なケア内容」など、文章として明記することが重要です。
地域名・最寄駅などをページごとに散りばめる
Googleは「地域性の高い情報」を評価します。
施設がある市区町村だけでなく、近隣のエリア名・駅名・学校名なども自然に含めると、より見つけられやすくなります。
コンテンツ(情報発信)の強化でSEO効果アップ
ブログ・お知らせページは検索流入の宝庫
「季節のイベント報告」「施設内の取り組み」「スタッフ紹介」などを定期的にブログに投稿することで、検索対象ページが増え、アクセス数のアップも期待できます。
よくある質問(FAQ)もSEOに効果的
「入居までの流れ」「面会のルール」「体験入所の可否」など、ご家族が気になる情報をFAQ形式で掲載することで、検索で見つけられやすくなる可能性があります。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)も活用しよう
Google検索やGoogleマップで「○○市 老人ホーム」と検索されたとき、地図と一緒に出てくる施設一覧(ローカルパック)に表示されるには、Googleビジネスプロフィールの登録と最適化がカギです。
やりすぎは逆効果!注意すべきSEOのNG例
「○○市 老人ホーム ○○市 グループホーム ○○市 有料老人ホーム…」といったように、不自然に同じ言葉を連発するのは逆効果です。
Googleは「ユーザーにとって価値のある情報」を評価するため、無理にキーワードを入れるよりも、自然で読みやすい文章が求められます。
“良いホームページ”の次は、“見つけてもらえるホームページ”へ
介護施設のホームページは、単に情報を載せるだけでなく、検索結果に表示されるための工夫=SEO対策が求められる時代です。
特に地域密着型のサービスである介護施設は、“地域名+業種名”を意識した対策が有効です。まずは、施設名やサービス内容に地域名が入っているか、見直してみてはいかがでしょうか。
「伝える」から「届く」へ、次の一歩を踏み出しましょう。